怪奇骨董ますらおぶりっこ

たおやめぶりに憧れる日記。涙がちょちょぎれちゃう。だってますらおぶりっこだもの。

夢日記:手首ガチャ

自分の手首を切り落として新しい手首を生成する。1回ナンボのポイントを支払って。生成された手の指いっぽんいっぽんに低確率でランダムな特殊効果が付く。切り落とされた古い手首は効力を失ってしまうけど、指を手首からもぎとるときに再抽選が発生し、アイテム「指」としてレアものが得られる可能性がある。この前、横暴な奴らが現れてある特定の属性がついた「指」を年貢として徴収すると一方的に宣言していった。属性のレア度からして1年ぶんの年貢を収めるのに必要なガチャ代はべらぼうな額に上り、ここにいる人たちの多くはそんな横暴が通るわけがないと楽観視している。絶望状況の否認だ。それはそれとて、とりあえず左手首を20回ほどガチャってみたが、めぼしい成果は得られなかった。指もぎで1本めにもいだ指に運良く属性がついたと思ったら、次の指をもいだときに「前にもいだ指のうちランダムの1本が死ぬ」効果が発動してげんなり。死んだ指は「握り返してくる」反応が起こらない。いまの左手首は色白でちょっと痩せた手首だ。5本の指はすべて無属性。ちな右手首はオリジナルのままで、なんとなくだけどあまり右手首をガチャする気持ちにはならない。健康診断の採血でなんとなくだけど左腕を差し出すように。いらなくなった手首と指は生ゴミに出せばいいのだろうか。なんか問題にならないかな。のこり19枚の指もぎはあとでやろうと平積みにしたら下のほうが圧力でうっ血してて壊死しそうだったから10枚/9枚の2段に分けたらぼよんと弾力が戻った。生命力!

夢日記:サザエさん

わあ、サザエさんなんて見るの何年ぶりだろう。しかしなにやら様子がおかしい。フネが遺影になっていたと思ったら別のシーンでしれっと登場するのを始め、登場人物の年齢が定まらない。年齢の異なる同一人物が同時に登場したりする。4コママンガをYoutube動画化したようなコマ送りになったり映像表現もらしからぬ。最近のサザエさんはだいぶ攻めてんね。

サザエさん時空は、特定の瞬間を境界に1年間巻き戻るわけではなく、サザエさん時空間内の微細な構成ながもつれ合いながらミクロで秒速1秒を刻みマクロで時を止め/巻き戻している。時間とは、時空間の熱が発散していく過程として生じる現象だ。夏休みのお友達むけに例えると、サザエさん時空は36度の体温をたもっているいきもののようなできごと。外部から料理とか秩序を取り込んで、体温を生み出して、うんこしょんべんとして混沌を排出する。死ねば土に還る。さーて今季のサザエさんは、サザエさん時空外の秩序が枯渇し始めた時代、その内部で生じた混乱が描かれる、とグーグル先生は言う。ありがちな設定だけどサザエさん世界観で公式にってところがすごい。すごい。

画面を見やると登場人物のキャラクター性は歪になり始めている。記憶と人格が人間のプライマリキーだと誰かが言っていたことを思い出す。もう登場人物の同一性は溶け始めている。ハナザワさんのパパとアナゴさんとか。ちなみに物語にはハナから記憶と人格が曖昧な役割を演じるだけの存在がいる。時空の混乱で人間性はたやすく崩壊しても、役割の構造は維持されるのでは。というかサザエさん時空の住人は時空の織りなす微細な時間の巻き戻しにより記憶が常に塗り替えられ人格だけの存在となり、その脳はだいぶ壊れていると思うんだけど恐ろしい恐ろしい。なるほど野菜はいちにち350グラムくらい食べてそうだし野球とか運動もしてるカツオ達がまだ崩壊していないのはそういうことなのか?14歳になったイソノカツオ、最後の伝令。

なお、サザエさん時空が外部に及ぼした災禍は劇場版サザエさん外伝として制作が進んでいるとか。たのしみだ。

夢日記

五限。「いけるか」と教師に声をかけられて資料の原本しか印刷してなかったことに気づく。「コピーとってきます」「ところでコピー機はどこ」近くの席のXが施設名を答えてくれたが場所がわからない。方向で言うと「こっち?それともこっち?」方向音痴だもんで。「つれてくわ」とキレ気味ながら親切なX。あまり見たことのない形状のコピー機が一台。引き上げるX。

コピー待ちの列が自分の後ろにできかけていたので、おさきにどうぞ、たくさんコピーするんで、おさきにどうぞ、と譲りつつ操作法を盗み見る。機械式のダイヤルでモードを変えたりするんだ……。片面→両面はどうやるのかしら?と戸惑い通りすがりの人に尋ねると、あ、そこはタッチパネルのディスプレイで操作するんだ。メニューの階層を下るたびにいちいち自然の景色や古臭いCGの動画が流れる。28部、セットしてコピー開始。もう20分くらい経ってるんだがと焦る。

3部ほど刷り上がったところで派手に紙詰まりを起こしておおわらわ。あちこちのカバーを開けて詰まったのを引っこ抜いたり。変に再開するよりは再設定したほうがよいだろう。しかしさっきのメニューにたどり着けずにまた四苦八苦。あ、両面かつニコイチにすれば枚数も時間も節約できるかしら。とて再印刷開始。

完了を待つ間、Yがいつの間にかいて雑談する。Yが何か重要なことを言いかけた時「しっ」担任とXがコピー室にやってきた。五限は終わっていた。「すみませんてまどってしまって」「五限は英語になった。お前は欠席にしといたぞ」と教師。カナピー。「あと……」五限で提案する予定だった試みは学校の事情で実現は難しくなったという話。「せっかくだからここにいるXにプレゼンするか?」それはまんざらでもないが、まんざらかもしれないなあ。Xに原本を手渡しコピー機を見るとエラーを起こしていた。

夢日記

セミナー。右最前列あたりの一角。司会はタモリ。さ。さタ。さすタモ。さすがタモリ。一般参加者との会話を交えた進行はさすがはタモリといったところか。

トイレ休憩。赤ん坊のための器具…おむつ交換台てきなやつ?とか充実してて広いトイレ。で、うんこしてたら他人が入ってきてもう漏れそうだから替わってくれと頼まれる。うんこしてるとちゅうは無理だって思いながら、すぐ出すからすぐ出すから、と顔面蒼白な彼をなだめる。いくら危急とはいえ自分のうんこと他人のうんこが便器の中でフュージョンするのはコンヒュージョンなので、すぐ流すからすぐ流すから、とほぼ漏らしかけている彼を励ます。トイレットペーパーをがらがらと手に取り、ケツを拭くのは彼に席を譲ってからにしよう、それが精一杯の時短テクニックだ。.52ガロンみたいな特性のウオシュレットできれいきれいしたかったのだが。

タモリはもういない。さすタモ。いくつかの設問が書かれたペーパーとそこそこ厚みのある冊子。設問を事前に読みそれを意識しながら本編を読み進めることで本編が読者をミスリードしたり叙述なんとかとか仕掛けてくるタイプのエンタメなんだな、と期待感が高まる。セミナーの制限時間が少なめだけど人物の相関図とか作ったほうがよいのかしら。

夢日記

「ヘヤまわって候補者に挨拶してこい」とキタノに命令される。げんなり。前に「センセイがたへの挨拶はちゃんとしましたから」と口裏合わせてくれたのは庇ってくれたんじゃなくって皮肉だったのか。ぶつくさ腐りながら着替えて廊下に出る。「生徒会長立候補者」と書かれたタスキはすぐに丸めてポケットにイン。

選挙期間の学校は文化祭の前日のような喧騒。各組の候補者は宣伝活動に出かけていて事務所たる教室にいるわけない。ほかの生徒たちも三々五々たむろしていて部屋の収容率はどこも二割くらい。お祭り騒ぎアンチが黙々と自習してるような組もあって気まずい。

廊下で知人に遭遇して踊り場に身を隠しておしゃべり。真面目だったあいつが最近すっかり染まってきたとスマフォの画面を見せてくる。掲示板にはキャラの違う弾けた書き込み。流行りのボカロ曲の流行りの改変ネタっぽいけど正直あんまり詳しくなくて生返事。でもこっちは分島花音の曲だこっちは知ってる。てか分島花音の立ち位置って。

けっきょく誰とも顔を合わせることなく、体育館で立候補者と応援者による演説会だっつんで渋々移動する。何をしゃべるかまったく決めてないけれど、タケシの応援演説で人心は掌握されてしまうだろうから、てきとうに乗っかっとけばいいかなあ。

最初の候補者が始める。ステージの正面、入口側にもなんか映像を照射しだして、テクノな、しゅわしゅわしゅわひゅいひゅいひゅいとフィルターを開けながらと、と、と、と、ととととととととTR系のスネアが速度を上げてゆくテンプレ的なもりあがるやつ。会場は沸く。げんなり。

映像を操作しているエンジニア風の生徒が誰かに「それどうやってるの?」と質問されなんたらタッチイベントで……とめっちゃアプリの実装の話し始めた。そうじゃないだろ、ききたいのは、そのインタラクティブっぽい映像はどういう仕組で、たぶん会場全体をカメラでとらえて生徒の様子とかをなんちゃらして生成してるみたいなことだろ。

夢日記

  1. よくわからない祭事の司祭に馬乗られてぽこてぃんもがれそうになる。
  2. モンスターへの生贄に差し出されそうになるが、幸い、新鮮な生肉と狩ったばかりの獲物を運営が用意してくれたので今日のところは解散。モンスターが責任者の名前を呼んでるぞ。まだ解散のお許し出てないんじゃない?と思った直後、モンスターが暴れだすほらやっぱり。玄関でくつくつくつあれおれのくつどこくつくつくつ今日はサンダルで来たんだった、と逃げ出し、モンスターが追ってる責任者の帰路はたしか右だったはずと踏んで左へ。自宅の裏口から入るがさまざまな部屋やフロアが融合または消失していて混乱する。こんなところに洗面台が。
  3. よくわからない祭事の司祭に馬乗られてぽこてぃんもがれそうになった件を夢日記ブログに書こう、ってまだここも夢の中なのか。今夜はよく眠れているなあ。冷房入れてよかった。

夢日記

満員ぎみな便に滑り込む。一人用の座席が縦に連なった先頭の客席。先頭の客は、運転席におるやつの肩と腰に手を回して動力を後続へ伝える役。なるほど空席なわけだ。ドリーム・シアターの曲に合わせて緩急がつく。盛り上がる=加速するタイミングで手が緩み、運転席と離れてしまったがすぐに引き返してくれてよかった。運転手は外国人女性だ。

ここから先は目的地まで下りのため、全座席は切り離され、各々のペースで滑走していく。トンネルを抜けるとそこは雪景色で、緩やかな斜面を滑って広場に止まった。そうだせっかくだからスマホで写真撮っておこう、とインスタを探す。今のフラットデザインなアイコンになってわかりづらくなったんだよなあと愚痴りながら、なるべく雪が写った景色をさがして幾度かシャッターを切る。

だいぶ遅れて施設に入ると、みんなもう最初のアクティビティを終えている様子。センセイに「腹痛でトイレ行ってて遅れました」とさらりと嘘をついた自分にびっくり。特定の背表紙がついた本を棚から見つけて、印字されたひとつめの数字がなんとかでふたつめの数字がなんとかでってゲームのルールを説明されたがその場で全然飲み込めず、無理ですわかりませんと匙を投げる。とりあえず目的の本を探すが、もうあらかた取られたらしく一向に見つからない。関係のない本を非表示にするみたいなオプションができないからリアルなゲームはめんどいよね、と近くの人に愚痴るが反応NOTHING。

室内に残っている人や賑やかな広場の様子を見回してから、あーもーやめだやめやめっと床に身を投げ出しふて寝を決め込む。昨晩ちょっとネットで久々に見た、しかも名前だけ字で見た人がさっそく夢に登場するなんて、ってメタ夢に入ったらこりゃ目覚めは近いな、あの人は仕事にストイックすぎんよ、と諦め半分ながら淡い期待を抱いて。