怪奇骨董ますらおぶりっこ

たおやめぶりに憧れる日記。涙がちょちょぎれちゃう。だってますらおぶりっこだもの。

夢日記

「ヘヤまわって候補者に挨拶してこい」とキタノに命令される。げんなり。前に「センセイがたへの挨拶はちゃんとしましたから」と口裏合わせてくれたのは庇ってくれたんじゃなくって皮肉だったのか。ぶつくさ腐りながら着替えて廊下に出る。「生徒会長立候補者」と書かれたタスキはすぐに丸めてポケットにイン。

選挙期間の学校は文化祭の前日のような喧騒。各組の候補者は宣伝活動に出かけていて事務所たる教室にいるわけない。ほかの生徒たちも三々五々たむろしていて部屋の収容率はどこも二割くらい。お祭り騒ぎアンチが黙々と自習してるような組もあって気まずい。

廊下で知人に遭遇して踊り場に身を隠しておしゃべり。真面目だったあいつが最近すっかり染まってきたとスマフォの画面を見せてくる。掲示板にはキャラの違う弾けた書き込み。流行りのボカロ曲の流行りの改変ネタっぽいけど正直あんまり詳しくなくて生返事。でもこっちは分島花音の曲だこっちは知ってる。てか分島花音の立ち位置って。

けっきょく誰とも顔を合わせることなく、体育館で立候補者と応援者による演説会だっつんで渋々移動する。何をしゃべるかまったく決めてないけれど、タケシの応援演説で人心は掌握されてしまうだろうから、てきとうに乗っかっとけばいいかなあ。

最初の候補者が始める。ステージの正面、入口側にもなんか映像を照射しだして、テクノな、しゅわしゅわしゅわひゅいひゅいひゅいとフィルターを開けながらと、と、と、と、ととととととととTR系のスネアが速度を上げてゆくテンプレ的なもりあがるやつ。会場は沸く。げんなり。

映像を操作しているエンジニア風の生徒が誰かに「それどうやってるの?」と質問されなんたらタッチイベントで……とめっちゃアプリの実装の話し始めた。そうじゃないだろ、ききたいのは、そのインタラクティブっぽい映像はどういう仕組で、たぶん会場全体をカメラでとらえて生徒の様子とかをなんちゃらして生成してるみたいなことだろ。